データセンターS28
UPSバッテリー監視
課題
1セルの劣化で系列全体のバックアップ時間が短くなりますが、バッテリー監視装置は年次点検時にしか読まれません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイがバッテリー監視装置、UPS、温湿度センサーのデータをModbus RTU / Modbus TCP / SNMPで収集し、SNMP / MQTT / BACnet/IPとしてDCIM、NMS(SNMPマネージャー)、SMS・メール・メッセージアプリ通知に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- バッテリー監視装置
- UPS
- 温湿度センサー
プロトコル経路
Modbus RTU / Modbus TCP / SNMP → SNMP / MQTT / BACnet/IP
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 各機器メーカーからレジスタマップとプロトコル資料を早めに入手する。資料不足は最も多い遅延要因。
- RS-485:シールドツイストペア、デイジーチェーン配線、両端終端、リピーターなしで1セグメント最大32台。
- UPS・PDU・空調の各機種のMIBファイル、SNMPバージョン、v3認証情報を集める。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- ネットワーク断でもデータが残るようローカル保存を確認し、保存期間を決める。
- 設定バックアップ、ポイント表、IP計画、竣工図を引き渡し、運用者に簡単な教育を行う。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:バッテリー監視装置、UPS、温湿度センサーをModbus RTU / Modbus TCP / SNMPで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:DCIM、NMS(SNMPマネージャー)、SMS・メール・メッセージアプリ通知がSNMP / MQTT / BACnet/IPとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- バッテリー監視装置、UPS、温湿度センサー
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- DCIM、NMS(SNMPマネージャー)、SMS・メール・メッセージアプリ通知 (SNMP / MQTT / BACnet/IP)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 設備トレンドからの予知保全指標ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- 異常を故障になる前に早期に把握
- 最適化と故障診断に使える信頼性の高いトレンドデータ
- アラームがSMS、メール、メッセージアプリで担当者に届く
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録