エネルギー・電力S18
UPS・発電機監視
課題
非常用電源は月次試験だけで、バイパス運転中のUPSや燃料不足の発電機は停電時に初めて見つかります。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイがUPS、発電機制御盤、自動切替開閉器(ATS)、レベルセンサーのデータをSNMP / Modbus RTU / Modbus TCPで収集し、BACnet/IP / MQTT / SNMPとしてBMS(中央監視)、NMS(SNMPマネージャー)、SMS・メール・メッセージアプリ通知に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- UPS
- 発電機制御盤
- 自動切替開閉器(ATS)
- レベルセンサー
プロトコル経路
SNMP / Modbus RTU / Modbus TCP → BACnet/IP / MQTT / SNMP
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- UPS・PDU・空調の各機種のMIBファイル、SNMPバージョン、v3認証情報を集める。
- 各機器メーカーからレジスタマップとプロトコル資料を早めに入手する。資料不足は最も多い遅延要因。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- 各盤のDINレールスペースと安定した12–24 V電源を確認し、重要な監視はUPSから給電する。
- まず読み取り専用で立ち上げ、書き込み・制御点は顧客が1点ずつ承認してから有効にする。
- 設定バックアップ、ポイント表、IP計画、竣工図を引き渡し、運用者に簡単な教育を行う。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:UPS、発電機制御盤、自動切替開閉器(ATS)、レベルセンサーをSNMP / Modbus RTU / Modbus TCPで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:BMS(中央監視)、NMS(SNMPマネージャー)、SMS・メール・メッセージアプリ通知がBACnet/IP / MQTT / SNMPとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- UPS、発電機制御盤、自動切替開閉器(ATS)、レベルセンサー
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- BMS(中央監視)、NMS(SNMPマネージャー)、SMS・メール・メッセージアプリ通知 (BACnet/IP / MQTT / SNMP)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 設備トレンドからの予知保全指標ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- アラームがSMS、メール、メッセージアプリで担当者に届く
- 異常を故障になる前に早期に把握
- メーカー別の画面ではなく、全サブシステムを1つの画面で把握
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録