エネルギー・電力S14
太陽光発電監視
課題
屋根やカーポートの太陽光は複数メーカーのパワコンでそれぞれ独自クラウドを使い、発電量と日射量の比較や不調ストリングの発見を一元的にできません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが太陽光パワコン、電力量計、気象ステーションのデータをModbus RTU / Modbus TCPで収集し、MQTT / Modbus TCP / BACnet/IPとしてクラウドプラットフォーム(MQTT)、エネルギー管理システム、BMS(中央監視)に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 太陽光パワコン
- 電力量計
- 気象ステーション
プロトコル経路
Modbus RTU / Modbus TCP → MQTT / Modbus TCP / BACnet/IP
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 太陽光・蓄電池の設定値制御は系統連系要件に従う必要がある。まず監視のみから始める。
- 各機器メーカーからレジスタマップとプロトコル資料を早めに入手する。資料不足は最も多い遅延要因。
- 同じシリアルチャネルの機器はプロトコルと通信設定を統一する必要があるため、設計段階でチャネルごとにまとめる。
- 屋外拠点では防水・換気・避雷付きの筐体が必要。ゲートウェイは盤内取付機器(動作温度-20 °C〜+70 °C)。
- セルラー回線を採用する前に、各拠点の4G電波とSIMのデータプランを確認する。
- ネットワーク断でもデータが残るようローカル保存を確認し、保存期間を決める。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:太陽光パワコン、電力量計、気象ステーションをModbus RTU / Modbus TCPで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:クラウドプラットフォーム(MQTT)、エネルギー管理システム、BMS(中央監視)がMQTT / Modbus TCP / BACnet/IPとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 太陽光パワコン、電力量計、気象ステーション
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- クラウドプラットフォーム(MQTT)、エネルギー管理システム、BMS(中央監視) (MQTT / Modbus TCP / BACnet/IP)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 負荷・使用量の予測ロードマップ
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- エリア別・系統別・時間帯別に使用量を可視化
- 異常を故障になる前に早期に把握
- クラウドや分析にそのまま使えるデータ
- ネットワーク断の間もデータをローカルに保持