エネルギー・電力S16
EV充電ステーション統合
課題
駐車場に追加した充電器で建物の受電容量を超えるおそれがありますが、BMSやエネルギーシステムからは充電電力も故障も見えません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイがEV充電器(Modbusインターフェースまたは充電プラットフォームAPI)、電力量計、運転・停止・故障の無電圧接点のデータをModbus TCP / Modbus RTUで収集し、BACnet/IP / MQTTとしてエネルギー管理システム、BMS(中央監視)、他社プラットフォーム(HTTP API)に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- EV充電器(Modbusインターフェースまたは充電プラットフォームAPI)
- 電力量計
- 運転・停止・故障の無電圧接点
プロトコル経路
Modbus TCP / Modbus RTU → BACnet/IP / MQTT
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 充電器のデータは各充電器のModbusインターフェース、電力量計、充電プラットフォームのAPIから取得する。機種ごとに確認すること(OCPPはゲートウェイの対象外)。
- 機器がメーカーAPIやクラウドしか持たない場合は、設計前にアクセス権、データ周期、費用をメーカーと確認する。
- CT比、メーターID、乗率をポイント表に記録する。乗率の誤りは請求ミスの主因。
- まず読み取り専用で立ち上げ、書き込み・制御点は顧客が1点ずつ承認してから有効にする。
- 設置前に、顧客のIT部門とIPアドレス計画およびVLAN・ファイアウォール設定を決める。
- OTネットワークを分離し、インターネットにポートを開けずVPNでリモート接続する。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:EV充電器(Modbusインターフェースまたは充電プラットフォームAPI)、電力量計、運転・停止・故障の無電圧接点をModbus TCP / Modbus RTUで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:エネルギー管理システム、BMS(中央監視)、他社プラットフォーム(HTTP API)がBACnet/IP / MQTTとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- EV充電器(Modbusインターフェースまたは充電プラットフォームAPI)、電力量計、運転・停止・故障の無電圧接点
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- エネルギー管理システム、BMS(中央監視)、他社プラットフォーム(HTTP API) (BACnet/IP / MQTT)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 負荷・使用量の予測ロードマップ
- 使用量ベースラインと逸脱アラートロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- エリア別・系統別・時間帯別に使用量を可視化
- メーカー別の画面ではなく、全サブシステムを1つの画面で把握
- アラームがSMS、メール、メッセージアプリで担当者に届く
- テナント、部門、コストセンター別に使用量を配分