物流・農業・分散拠点S93
倉庫環境監視
課題
温湿度に敏感な商品が少数のサーモスタットしかない大型倉庫に保管されており、屋根下の高温部や湿った隅を検知できません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが温湿度センサー、LoRaWAN無線センサー、空調機(AHU)、ドア・侵入・盤扉開放接点のデータをLoRaWAN / Modbus RTUで収集し、MQTT / BACnet/IPとしてクラウドプラットフォーム(MQTT)、BMS(中央監視)、SMS・メール・メッセージアプリ通知に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 温湿度センサー
- LoRaWAN無線センサー
- 空調機(AHU)
- ドア・侵入・盤扉開放接点
プロトコル経路
LoRaWAN / Modbus RTU → MQTT / BACnet/IP
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 発注前にLoRaWANの電波調査を行い、地域の周波数帯(EU868 / US915 / AU915 / AS923 / KR920 / CN470)を選ぶ。
- センサーの位置(高さ、気流、ドアや吹出口からの距離)を決め、代表的な値が取れるようにする。
- センサーの校正証明書を保管し、再校正の周期を計画する。
- 監査に必要なデータ保存期間とレポート形式を、最初に品質部門と取り決める。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- 最初の拠点の前に拠点・設備の命名規則を決め、全拠点のデータを比較できるようにする。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:温湿度センサー、LoRaWAN無線センサー、空調機(AHU)、ドア・侵入・盤扉開放接点をLoRaWAN / Modbus RTUで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:クラウドプラットフォーム(MQTT)、BMS(中央監視)、SMS・メール・メッセージアプリ通知がMQTT / BACnet/IPとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 温湿度センサー、LoRaWAN無線センサー、空調機(AHU)、ドア・侵入・盤扉開放接点
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- クラウドプラットフォーム(MQTT)、BMS(中央監視)、SMS・メール・メッセージアプリ通知 (MQTT / BACnet/IP)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- 異常を故障になる前に早期に把握
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録
- 最適化と故障診断に使える信頼性の高いトレンドデータ
- クラウドや分析にそのまま使えるデータ