物流・農業・分散拠点S100
無人拠点の遠隔監視
課題
通信局舎、ポンプ地点、遠隔地の盤には人がおらず固定回線もないことが多く、停電・侵入・高温は次の定期巡回まで発見されません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが遠隔地の太陽光・蓄電池盤、電力量計、ドア・侵入・盤扉開放接点、温湿度センサー、発電機制御盤、LoRaWAN無線センサーのデータをModbus RTU / LoRaWAN / SNMPで収集し、MQTT / Modbus TCP / SNMPとしてクラウドプラットフォーム(MQTT)、SMS・メール・メッセージアプリ通知、NMS(SNMPマネージャー)に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 遠隔地の太陽光・蓄電池盤
- 電力量計
- ドア・侵入・盤扉開放接点
- 温湿度センサー
- 発電機制御盤
- LoRaWAN無線センサー
プロトコル経路
Modbus RTU / LoRaWAN / SNMP → MQTT / Modbus TCP / SNMP
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- セルラー回線を採用する前に、各拠点の4G電波とSIMのデータプランを確認する。
- 発注前にLoRaWANの電波調査を行い、地域の周波数帯(EU868 / US915 / AU915 / AS923 / KR920 / CN470)を選ぶ。
- 屋外拠点では防水・換気・避雷付きの筐体が必要。ゲートウェイは盤内取付機器(動作温度-20 °C〜+70 °C)。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- 機器種別ごとに設定テンプレートを標準化し、以降の拠点は作り直さずコピーする。
- OTネットワークを分離し、インターネットにポートを開けずVPNでリモート接続する。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:遠隔地の太陽光・蓄電池盤、電力量計、ドア・侵入・盤扉開放接点、温湿度センサー、発電機制御盤、LoRaWAN無線センサーをModbus RTU / LoRaWAN / SNMPで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:クラウドプラットフォーム(MQTT)、SMS・メール・メッセージアプリ通知、NMS(SNMPマネージャー)がMQTT / Modbus TCP / SNMPとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 遠隔地の太陽光・蓄電池盤、電力量計、ドア・侵入・盤扉開放接点、温湿度センサー、発電機制御盤、LoRaWAN無線センサー
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- クラウドプラットフォーム(MQTT)、SMS・メール・メッセージアプリ通知、NMS(SNMPマネージャー) (MQTT / Modbus TCP / SNMP)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
- アラームノイズ削減と根本原因ごとの集約ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- 無人拠点を常駐者なしで監視
- アラームがSMS、メール、メッセージアプリで担当者に届く
- リモート診断で現地出動を削減
- 設定テンプレートを拠点間で再利用