ホテル・商業・小売S85
チェーン店舗エネルギー監視
課題
数百店舗は設備が似ているのに電気代が大きく異なり、請求書の間のデータがないため、本部はどの店舗が無駄をしているのかわかりません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが電力量計、VRV/VRFマルチエアコン、照明制御盤、冷凍・冷蔵ショーケース・冷凍機コントローラーのデータをModbus RTU / Modbus TCPで収集し、MQTTとしてクラウドプラットフォーム(MQTT)、エネルギー管理システム、SMS・メール・メッセージアプリ通知に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 電力量計
- VRV/VRFマルチエアコン
- 照明制御盤
- 冷凍・冷蔵ショーケース・冷凍機コントローラー
プロトコル経路
Modbus RTU / Modbus TCP → MQTT
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 機器種別ごとに設定テンプレートを標準化し、以降の拠点は作り直さずコピーする。
- 最初の拠点の前に拠点・設備の命名規則を決め、全拠点のデータを比較できるようにする。
- セルラー回線を採用する前に、各拠点の4G電波とSIMのデータプランを確認する。
- CT比、メーターID、乗率をポイント表に記録する。乗率の誤りは請求ミスの主因。
- 段階的に展開する。1拠点・1エリアで試行し、データ品質を確認してから横展開する。
- ダッシュボード作成前に、KPIの定義(OEEの各要素や原単位など)を運用部門と取り決める。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:電力量計、VRV/VRFマルチエアコン、照明制御盤、冷凍・冷蔵ショーケース・冷凍機コントローラーをModbus RTU / Modbus TCPで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:クラウドプラットフォーム(MQTT)、エネルギー管理システム、SMS・メール・メッセージアプリ通知がMQTTとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 電力量計、VRV/VRFマルチエアコン、照明制御盤、冷凍・冷蔵ショーケース・冷凍機コントローラー
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- クラウドプラットフォーム(MQTT)、エネルギー管理システム、SMS・メール・メッセージアプリ通知 (MQTT)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 使用量ベースラインと逸脱アラートパイロット
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- エリア別・系統別・時間帯別に使用量を可視化
- 設定テンプレートを拠点間で再利用
- クラウドや分析にそのまま使えるデータ
- リモート診断で現地出動を削減