ホテル・商業・小売S87
飲食店の冷蔵・冷凍庫監視
課題
厨房スタッフが1日2回紙に温度を記録しているため、夜間の故障は見逃され、検査官には信頼しにくい記録しか示せません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが冷蔵庫・冷凍庫・冷蔵室コントローラー、PT100/PT1000温度センサー、ドア接点、LoRaWAN無線センサーのデータをModbus RTU / LoRaWANで収集し、MQTTとしてクラウドプラットフォーム(MQTT)、SMS・メール・メッセージアプリ通知に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 冷蔵庫・冷凍庫・冷蔵室コントローラー
- PT100/PT1000温度センサー
- ドア接点
- LoRaWAN無線センサー
プロトコル経路
Modbus RTU / LoRaWAN → MQTT
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 監査に必要なデータ保存期間とレポート形式を、最初に品質部門と取り決める。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- センサーの校正証明書を保管し、再校正の周期を計画する。
- センサーの位置(高さ、気流、ドアや吹出口からの距離)を決め、代表的な値が取れるようにする。
- ネットワーク断でもデータが残るようローカル保存を確認し、保存期間を決める。
- 段階的に展開する。1拠点・1エリアで試行し、データ品質を確認してから横展開する。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:冷蔵庫・冷凍庫・冷蔵室コントローラー、PT100/PT1000温度センサー、ドア接点、LoRaWAN無線センサーをModbus RTU / LoRaWANで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:クラウドプラットフォーム(MQTT)、SMS・メール・メッセージアプリ通知がMQTTとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 冷蔵庫・冷凍庫・冷蔵室コントローラー、PT100/PT1000温度センサー、ドア接点、LoRaWAN無線センサー
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- クラウドプラットフォーム(MQTT)、SMS・メール・メッセージアプリ通知 (MQTT)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- アラームがSMS、メール、メッセージアプリで担当者に届く
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録
- ネットワーク断の間もデータをローカルに保持
- 異常を故障になる前に早期に把握