水道・環境S41
ポンプ場遠隔監視
課題
ポンプ場は管網に点在し巡回で管理しているため、ポンプのトリップ、高水位、停電を運用者より先に住民が通報します。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイがポンプ制御盤・始動器、インバーター(VFD)、レベルセンサー、圧力伝送器、電力量計、ドア・侵入・盤扉開放接点のデータをModbus RTU / Modbus TCPで収集し、MQTT / Modbus TCP / OPC UAとしてSCADA、SMS・メール・メッセージアプリ通知、クラウドプラットフォーム(MQTT)に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- ポンプ制御盤・始動器
- インバーター(VFD)
- レベルセンサー
- 圧力伝送器
- 電力量計
- ドア・侵入・盤扉開放接点
プロトコル経路
Modbus RTU / Modbus TCP → MQTT / Modbus TCP / OPC UA
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- セルラー回線を採用する前に、各拠点の4G電波とSIMのデータプランを確認する。
- 屋外拠点では防水・換気・避雷付きの筐体が必要。ゲートウェイは盤内取付機器(動作温度-20 °C〜+70 °C)。
- 配線信号はDI/DO/AI/AOごとに種類(無電圧接点、4–20 mA、0–10 V、PT1000)を一覧にし、それに合わせてIOモジュールを選ぶ。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- まず読み取り専用で立ち上げ、書き込み・制御点は顧客が1点ずつ承認してから有効にする。
- 機器種別ごとに設定テンプレートを標準化し、以降の拠点は作り直さずコピーする。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:ポンプ制御盤・始動器、インバーター(VFD)、レベルセンサー、圧力伝送器、電力量計、ドア・侵入・盤扉開放接点をModbus RTU / Modbus TCPで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:SCADA、SMS・メール・メッセージアプリ通知、クラウドプラットフォーム(MQTT)がMQTT / Modbus TCP / OPC UAとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- ポンプ制御盤・始動器、インバーター(VFD)、レベルセンサー、圧力伝送器、電力量計、ドア・侵入・盤扉開放接点
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- SCADA、SMS・メール・メッセージアプリ通知、クラウドプラットフォーム(MQTT) (MQTT / Modbus TCP / OPC UA)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 設備トレンドからの予知保全指標ロードマップ
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- 無人拠点を常駐者なしで監視
- アラームがSMS、メール、メッセージアプリで担当者に届く
- リモート診断で現地出動を削減
- ネットワーク断の間もデータをローカルに保持