水道・環境S44
スマート水道メーター検針
課題
地下室やパイプシャフトの水道メーターは手検針か推定で、請求トラブルが起き、漏水は請求書が来るまでわかりません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが水道メーター、M-Busメーター、LoRaWAN無線センサーのデータをM-Bus / LoRaWAN / Modbus RTUで収集し、MQTT / Modbus TCP / BACnet/IPとして課金システム、クラウドプラットフォーム(MQTT)、エネルギー管理システムに送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 水道メーター
- M-Busメーター
- LoRaWAN無線センサー
プロトコル経路
M-Bus / LoRaWAN / Modbus RTU → MQTT / Modbus TCP / BACnet/IP
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- M-Bus:セグメントごとの負荷数とケーブル長を確認。2線式M-Busゲートウェイは24 V DC電源が必要。
- 発注前にLoRaWANの電波調査を行い、地域の周波数帯(EU868 / US915 / AU915 / AS923 / KR920 / CN470)を選ぶ。
- CT比、メーターID、乗率をポイント表に記録する。乗率の誤りは請求ミスの主因。
- NTPを設定し、トレンド・アラーム・検針値のタイムスタンプをそろえる。
- 最初の拠点の前に拠点・設備の命名規則を決め、全拠点のデータを比較できるようにする。
- 段階的に展開する。1拠点・1エリアで試行し、データ品質を確認してから横展開する。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:水道メーター、M-Busメーター、LoRaWAN無線センサーをM-Bus / LoRaWAN / Modbus RTUで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:課金システム、クラウドプラットフォーム(MQTT)、エネルギー管理システムがMQTT / Modbus TCP / BACnet/IPとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 水道メーター、M-Busメーター、LoRaWAN無線センサー
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- 課金システム、クラウドプラットフォーム(MQTT)、エネルギー管理システム (MQTT / Modbus TCP / BACnet/IP)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 使用量ベースラインと逸脱アラートパイロット
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- 手作業の読み取りを定期的な自動収集に置き換え
- テナント、部門、コストセンター別に使用量を配分
- 異常を故障になる前に早期に把握
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録