水道・環境S49
浸水・排水監視
課題
低地、アンダーパス、排水ポンプは豪雨時に巡回で確認しており、作業班の出動より先に市民から浸水の通報が入ります。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイがレベルセンサー、雨量計、ポンプ制御盤・始動器、LoRaWAN無線センサーのデータをLoRaWAN / Modbus RTUで収集し、MQTT / OPC UAとして都市IoTプラットフォーム、SCADA、SMS・メール・メッセージアプリ通知に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- レベルセンサー
- 雨量計
- ポンプ制御盤・始動器
- LoRaWAN無線センサー
プロトコル経路
LoRaWAN / Modbus RTU → MQTT / OPC UA
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 発注前にLoRaWANの電波調査を行い、地域の周波数帯(EU868 / US915 / AU915 / AS923 / KR920 / CN470)を選ぶ。
- セルラー回線を採用する前に、各拠点の4G電波とSIMのデータプランを確認する。
- 屋外拠点では防水・換気・避雷付きの筐体が必要。ゲートウェイは盤内取付機器(動作温度-20 °C〜+70 °C)。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- 各盤のDINレールスペースと安定した12–24 V電源を確認し、重要な監視はUPSから給電する。
- プロジェクト開始時に、所管官庁の報告要件とデータ形式を確認する。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:レベルセンサー、雨量計、ポンプ制御盤・始動器、LoRaWAN無線センサーをLoRaWAN / Modbus RTUで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:都市IoTプラットフォーム、SCADA、SMS・メール・メッセージアプリ通知がMQTT / OPC UAとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- レベルセンサー、雨量計、ポンプ制御盤・始動器、LoRaWAN無線センサー
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- 都市IoTプラットフォーム、SCADA、SMS・メール・メッセージアプリ通知 (MQTT / OPC UA)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 負荷・使用量の予測ロードマップ
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- 異常を故障になる前に早期に把握
- アラームがSMS、メール、メッセージアプリで担当者に届く
- 無人拠点を常駐者なしで監視
- 最適化と故障診断に使える信頼性の高いトレンドデータ