スマートシティ・公共施設S52
都市環境モニタリング
課題
大気、騒音、気象の観測局はメーカーごとに別のポータルを持ち、市民に一貫した情報を公開できません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが環境観測局(PM2.5、PM10、騒音、気象)、気象ステーション、LoRaWAN無線センサーのデータをModbus RTU / Modbus TCP / LoRaWANで収集し、MQTT / OPC UAとして都市IoTプラットフォーム、大型スクリーンのダッシュボード(HDMI)、他社プラットフォーム(HTTP API)に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 環境観測局(PM2.5、PM10、騒音、気象)
- 気象ステーション
- LoRaWAN無線センサー
プロトコル経路
Modbus RTU / Modbus TCP / LoRaWAN → MQTT / OPC UA
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 機器がメーカーAPIやクラウドしか持たない場合は、設計前にアクセス権、データ周期、費用をメーカーと確認する。
- センサーの校正証明書を保管し、再校正の周期を計画する。
- 屋外拠点では防水・換気・避雷付きの筐体が必要。ゲートウェイは盤内取付機器(動作温度-20 °C〜+70 °C)。
- セルラー回線を採用する前に、各拠点の4G電波とSIMのデータプランを確認する。
- 最初の拠点の前に拠点・設備の命名規則を決め、全拠点のデータを比較できるようにする。
- プロジェクト開始時に、所管官庁の報告要件とデータ形式を確認する。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:環境観測局(PM2.5、PM10、騒音、気象)、気象ステーション、LoRaWAN無線センサーをModbus RTU / Modbus TCP / LoRaWANで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:都市IoTプラットフォーム、大型スクリーンのダッシュボード(HDMI)、他社プラットフォーム(HTTP API)がMQTT / OPC UAとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 環境観測局(PM2.5、PM10、騒音、気象)、気象ステーション、LoRaWAN無線センサー
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- 都市IoTプラットフォーム、大型スクリーンのダッシュボード(HDMI)、他社プラットフォーム(HTTP API) (MQTT / OPC UA)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 負荷・使用量の予測ロードマップ
- 収集データからのレポート自動作成ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- メーカー別の画面ではなく、全サブシステムを1つの画面で把握
- クラウドや分析にそのまま使えるデータ
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録
- オープンなインターフェース(BACnet、Modbus、OPC UA、MQTT、HTTP)で特定メーカーへの依存を回避