スマートビルS05
室内空気質モニタリング
課題
利用者や認証制度からCO2、PM2.5、TVOC、湿度のデータを求められますが、BMSにセンサーがなく、使用中のビルで各階に配線するのは高コストです。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが室内空気質センサー(CO2、PM2.5、TVOC、温湿度)、LoRaWAN無線センサー、CO2センサー、空調機(AHU)のデータをLoRaWAN / Modbus RTUで収集し、BACnet/IP / MQTT / Modbus TCPとしてBMS(中央監視)、クラウドプラットフォーム(MQTT)、大型スクリーンのダッシュボード(HDMI)に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 室内空気質センサー(CO2、PM2.5、TVOC、温湿度)
- LoRaWAN無線センサー
- CO2センサー
- 空調機(AHU)
プロトコル経路
LoRaWAN / Modbus RTU → BACnet/IP / MQTT / Modbus TCP
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 発注前にLoRaWANの電波調査を行い、地域の周波数帯(EU868 / US915 / AU915 / AS923 / KR920 / CN470)を選ぶ。
- センサーの位置(高さ、気流、ドアや吹出口からの距離)を決め、代表的な値が取れるようにする。
- センサーの校正証明書を保管し、再校正の周期を計画する。
- BACnetデバイスインスタンス、ネットワーク番号、BBMDをBMS業者と取り決め、衝突を防ぐ。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- 段階的に展開する。1拠点・1エリアで試行し、データ品質を確認してから横展開する。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:室内空気質センサー(CO2、PM2.5、TVOC、温湿度)、LoRaWAN無線センサー、CO2センサー、空調機(AHU)をLoRaWAN / Modbus RTUで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:BMS(中央監視)、クラウドプラットフォーム(MQTT)、大型スクリーンのダッシュボード(HDMI)がBACnet/IP / MQTT / Modbus TCPとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 室内空気質センサー(CO2、PM2.5、TVOC、温湿度)、LoRaWAN無線センサー、CO2センサー、空調機(AHU)
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- BMS(中央監視)、クラウドプラットフォーム(MQTT)、大型スクリーンのダッシュボード(HDMI) (BACnet/IP / MQTT / Modbus TCP)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
- 収集データからのレポート自動作成ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- 最適化と故障診断に使える信頼性の高いトレンドデータ
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録
- クラウドや分析にそのまま使えるデータ
- 異常を故障になる前に早期に把握