スマートビルS07
ビルのエネルギー監視
課題
電力・水道・ガス・熱量メーターは手作業か未検針で、エネルギー報告は遅く不完全で、系統やフロアまで追跡できません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが電力量計、水道メーター、ガスメーター、熱量計(BTUメーター)、M-BusメーターのデータをModbus RTU / M-Bus / DL/T 645で収集し、BACnet/IP / MQTT / Modbus TCPとしてエネルギー管理システム、BMS(中央監視)、クラウドプラットフォーム(MQTT)に送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 電力量計
- 水道メーター
- ガスメーター
- 熱量計(BTUメーター)
- M-Busメーター
プロトコル経路
Modbus RTU / M-Bus / DL/T 645 → BACnet/IP / MQTT / Modbus TCP
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- CT比、メーターID、乗率をポイント表に記録する。乗率の誤りは請求ミスの主因。
- M-Bus:セグメントごとの負荷数とケーブル長を確認。2線式M-Busゲートウェイは24 V DC電源が必要。
- NTPを設定し、トレンド・アラーム・検針値のタイムスタンプをそろえる。
- ネットワーク断でもデータが残るようローカル保存を確認し、保存期間を決める。
- 最初の拠点の前に拠点・設備の命名規則を決め、全拠点のデータを比較できるようにする。
- 設定バックアップ、ポイント表、IP計画、竣工図を引き渡し、運用者に簡単な教育を行う。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:電力量計、水道メーター、ガスメーター、熱量計(BTUメーター)、M-BusメーターをModbus RTU / M-Bus / DL/T 645で接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:エネルギー管理システム、BMS(中央監視)、クラウドプラットフォーム(MQTT)がBACnet/IP / MQTT / Modbus TCPとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 電力量計、水道メーター、ガスメーター、熱量計(BTUメーター)、M-Busメーター
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- エネルギー管理システム、BMS(中央監視)、クラウドプラットフォーム(MQTT) (BACnet/IP / MQTT / Modbus TCP)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- 使用量ベースラインと逸脱アラートパイロット
- 収集データからのレポート自動作成ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- 手作業の読み取りを定期的な自動収集に置き換え
- エリア別・系統別・時間帯別に使用量を可視化
- テナント、部門、コストセンター別に使用量を配分
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録