医療・教育S73
陰圧室モニタリング
課題
隔離病室は差圧に依存していますが、ドアの開放やファン故障で差圧が失われても、室外のスタッフには知らされません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが差圧センサー、ドア接点、空調機(AHU)、運転・停止・故障の無電圧接点のデータをModbus RTU / BACnet MS/TPで収集し、BACnet/IP / MQTTとしてBMS(中央監視)、SMS・メール・メッセージアプリ通知、WEB HMIパネルに送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 差圧センサー
- ドア接点
- 空調機(AHU)
- 運転・停止・故障の無電圧接点
プロトコル経路
Modbus RTU / BACnet MS/TP → BACnet/IP / MQTT
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 監視は認証済みの医療・安全警報システムの代わりにはならない。既存システムは残し、MILESGOのデータは監視用として扱う。
- センサーの校正証明書を保管し、再校正の周期を計画する。
- 配線信号はDI/DO/AI/AOごとに種類(無電圧接点、4–20 mA、0–10 V、PT1000)を一覧にし、それに合わせてIOモジュールを選ぶ。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- 監査に必要なデータ保存期間とレポート形式を、最初に品質部門と取り決める。
- 各盤のDINレールスペースと安定した12–24 V電源を確認し、重要な監視はUPSから給電する。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:差圧センサー、ドア接点、空調機(AHU)、運転・停止・故障の無電圧接点をModbus RTU / BACnet MS/TPで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:BMS(中央監視)、SMS・メール・メッセージアプリ通知、WEB HMIパネルがBACnet/IP / MQTTとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 差圧センサー、ドア接点、空調機(AHU)、運転・停止・故障の無電圧接点
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- BMS(中央監視)、SMS・メール・メッセージアプリ通知、WEB HMIパネル (BACnet/IP / MQTT)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- トレンドデータの異常検知ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- アラームがSMS、メール、メッセージアプリで担当者に届く
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録
- 異常を故障になる前に早期に把握
- 最適化と故障診断に使える信頼性の高いトレンドデータ