医療・教育S71
病院BMS統合
課題
病棟・手術室・機械室・医療ガス警報は別々のチームとシステムで管理され、設備担当は患者に影響する環境を一元的に把握できません。
ソリューション概要
MILESGOゲートウェイが空調機(AHU)、チラー、医療ガス警報盤・圧力スイッチ、差圧センサー、UPS、発電機制御盤のデータをBACnet/IP / Modbus TCP / Modbus RTU / SNMPで収集し、BACnet/IP / OPC UA / MQTTとしてBMS(中央監視)、SMS・メール・メッセージアプリ通知、WEB HMIパネルに送ります。フィールド機器は既存のプロトコルと制御ロジックのままで、統合は専用コードではなく設定とポイント割付で行います。
標準的な対象範囲
- 空調機(AHU)
- チラー
- 医療ガス警報盤・圧力スイッチ
- 差圧センサー
- UPS
- 発電機制御盤
プロトコル経路
BACnet/IP / Modbus TCP / Modbus RTU / SNMP → BACnet/IP / OPC UA / MQTT
プロジェクトマネージャー向け実施チェックリスト
- 監視は認証済みの医療・安全警報システムの代わりにはならない。既存システムは残し、MILESGOのデータは監視用として扱う。
- 防災・生命安全系は読み取りのみで監視し、制御は認証済みの防災システムに残す。
- ハードウェア発注前に、ポイントリストとプロトコル割付を顧客と確定する。
- アラームマトリクス(優先度、通知先、エスカレーション)を定め、SATで全アラームを端から端まで試験する。
- OTネットワークを分離し、インターネットにポートを開けずVPNでリモート接続する。
- 設定バックアップ、ポイント表、IP計画、竣工図を引き渡し、運用者に簡単な教育を行う。
プロジェクト成果物
- 承認済みのポイント表とプロトコル割付
- ゲートウェイ設定ファイルとバックアップ
- IPアドレス計画とネットワーク図
- FAT・SAT試験記録
- 竣工図書と運用者教育
システム構成
フィールド層:空調機(AHU)、チラー、医療ガス警報盤・圧力スイッチ、差圧センサー、UPS、発電機制御盤をBACnet/IP / Modbus TCP / Modbus RTU / SNMPで接続。エッジ・統合層:MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラーを既存盤のDINレールに取り付け、各機器をポーリングし、値にタイムスタンプを付けてローカルに保存。上位層:BMS(中央監視)、SMS・メール・メッセージアプリ通知、WEB HMIパネルがBACnet/IP / OPC UA / MQTTとしてデータを受信。保守用のリモートアクセスはインターネットへのポート開放ではなくVPNで行います。
システム構成要素
- フィールド機器
- 空調機(AHU)、チラー、医療ガス警報盤・圧力スイッチ、差圧センサー、UPS、発電機制御盤
- エッジ・統合
- MILESGOのプロトコルゲートウェイとエッジコントローラー
- 上位システム
- BMS(中央監視)、SMS・メール・メッセージアプリ通知、WEB HMIパネル (BACnet/IP / OPC UA / MQTT)
- ツール・試運転
- Webベースの設定、ポイント表のインポート・エクスポート(Excel)、現場外シミュレーション、現場診断ツール
ソフトウェアとAIの機能
- アラームノイズ削減と根本原因ごとの集約ロードマップ
- 設備トレンドからの予知保全指標ロードマップ
導入ステップ
- 1
現地調査とポイントリスト
機器、プロトコル、レジスタマップ、盤内スペース、電源、ネットワーク経路を洗い出す。
- 2
設計とポイント表の承認
全ポイントを接続先プロトコル・システムに割り付け、顧客と上位システム業者の承認を得る。
- 3
設定とFAT
ゲートウェイ設定を現場外で作成・シミュレーションし、承認済みポイント表で試験する。
- 4
据付と配線
ゲートウェイをDINレールに取り付け、RS-485・I/O・Ethernetを配線し、IP計画を適用する。
- 5
SATとアラーム試験
現場表示と値を照合し、全アラームと制御指令を端から端まで試験する。
- 6
引き渡しとサポート
設定バックアップ、ポイント表、竣工図書を引き渡し、運用者を教育する。
お客様にとっての価値
- メーカー別の画面ではなく、全サブシステムを1つの画面で把握
- アラームがSMS、メール、メッセージアプリで担当者に届く
- コンプライアンスと報告のためのタイムスタンプ付き記録
- 既存の制御プログラムを変えずに監視を追加